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……タイッ!?_35

一緒

「あん、やだ、ん、ふぁ、わぁ……、紀夫、お前、はげし、激しすぎ……」
 コンドームを咥えたままの綾を押し倒し、大きな胸を右手で鷲掴みにする紀夫。彼は彼女のブラの肩紐に口を当て、股に両足を差し入れると股間の辺りを何度となく擦りつける。
「綾が、綾の……、柔らかいよ、キモチイイ……すごく……」
 左手は紳士を装い背中をさする。ショートカットの髪を時折梳いては首筋を舐め、乾いた汗の結晶を奪う。
「な、なんだよ。お前もっと、そんな、ムードとか……」
「そんなこといったって……」
 胸元に額を擦りつけたあと、そのままユニフォームを捲り上げずれたブラからこぼれる横乳にキスと甘噛みを繰り返す。
 先ほどふやけるぐらいに彼女を弄った右手はジャージのズボンを下ろし、パンパンになったトランクスから愚息を取り出していた。
「お前の……へー……」
 値踏みするような彼女の言い方に気勢をそがれるも、一度絶頂を与えたアドヴァンテージを踏まえればパワーバランスはイーブンのはず。
「さっきの綾、すごくエッチで可愛かった……」
 耳たぶに舌先を這わせたあと、苦戦しながらもゴムをはめる。多少たるみが気になるも先端からは結合を望む我慢汁が虚しくこぼれている。
「綾、綾……あや……」
 ――挿入していいの?
 言葉にすれば無粋な気がする。代わりに名前を呼び、距離にして十センチ、五センチまで瞳を近づける。
「早くぅ……来いよ……」
 呼吸が重なり、頬がこそばゆい。キスを求める唇は窄んだり赤い舌先が伸ばしたりと、しきりに誘ってくる。
 弛んだ部分が秘裂に触れ、そんな些細な刺激にも舌打ちする彼女。悪態をつく強がりはきっと照れ隠し。
 クールな女性。一陣の風。そんな綾がどう乱れるのか? 責めて、責めあぐねるまで責めてその先を見たくなった紀夫は彼女と胸を合わせ……、
「ふっ、ぐぅ……」
「あ、ああん……きゅう……」
 胸を張るような紀夫と丸まる格好の綾。下半身では、女へと侵入せんとする陰茎と、男を咥え込もうとする陰唇が団結し、交尾を促す。
「はいっちゃった……」
「はいっちゃったじゃねえだろ、入れたくせに……」
 薄い胸板に両手を添え、涙目どころか薄っすらと涙をこぼす綾は自ら動こうとしない。紀夫はというと、デコボコとした綾の膣内部が脈動する度に射精感を堪えるのに必死。
「どうしよ、どうしたい?」
「あたしは……あ、熱い……」
 ビクンと肩を震わせる綾にうろたえる紀夫。自分はまだ一ミリも動いていないはずなのに。
「なんか、紀夫の、あたしのイイトコにあたってるっぽい……」
 綾はゆっくりと顔を上げ、紀夫の頬に力なく当てて言う。
「うん」
「だから、もう少し、あっ……」
 またも戦慄く綾は紀夫に喉仏を見せ付ける。すらっとした首と大人びた鎖骨を前にすると、さらに冷静さを失える。が、こらえ性の無い息子は肥大と収縮を繰り返し、欲望を吐き出そうとしていた。
「まだだぞ、まだ動くなよ……あ、駄目だ、そんなふうに動かれると変になる……」
 腰を横に振りながらズププと肉棒を咥えこむ。
「すごい、綾のが俺のを飲み込んで……」
「な、なにいってん……だよ、お前の小さい……のじゃ、入ったかさ、わかんないって……」
 女子に優しいサイズの息子でも馬鹿にされるのは癪なもの。ムッとした紀夫は「なら感じさせたげる」と小さく呟き、ぐいぐいと押し込んでいく。
「ん、んぁ、駄目、動くなって、もう……駄目なんだってば、あんたのイイトコにあたる形だから、アタシばっかりイキそうになる」
 嫌がるように胸をどんどんと叩いてくる綾に力はなく、猫背をさらに丸めてひいひい泣き喚く。
「ふんだ、どうだ、綾、俺の、いいだろ? いいんだろ?」
 亀頭の敏感な部分で綾の内側を擦る。愛液に満ちた膣内の形はすでにわからず、それでもきゅうきゅうという締め付けに煽られる。
 絞られるという感じが強く出ており、一方で綾は撫でられるという感じに馴らされていた。
「紀夫、のりお……、ねえ、のりお……」
 不安定な音程で名前を呼ばれるのは不思議な感覚だが、紀夫はシャツにしがみ付く彼女を抱き寄せ、髪を梳く。
 ボーイッシュな短髪は手に絡まず、これまでの綾を連想させる。けれど胸に顔を押し付ける様子はコレまでのイメージも無い。
「あ、あや、綾……俺」
「な、に? な、んはぁ……に……? ねえ、なあに?」
 声をかみ殺しながら言う彼女だが、途中何度も喘ぐ声が漏れる。
「俺、もう……いきそ……」
 既に限界に達しつつある亀頭は倍近く腫れあがり、表面積一杯に綾を感じてしまう。
「なんだよ、だらしねーの……ん、まあ、特別な……特別一緒にイッテやるよ……」
 弱音を吐く紀夫に対し、綾は優位性を保とうと特別を強調する。けれどしがみ付く手を離す素振りもなく、潤んだ瞳は既に限界に達していた。
 紀夫はどうせ射精するならと腰をねじ込むように突き動かし、鎖骨に歯を立てる。
「あ、噛むなあ……きゃん……ふう、駄目……だって、すご、やっ!」
 短い呼吸が高音域に達したと同時にお互いにしがみ付く。
「ん、くぅ……」
 膣内部での肥大がピークに達すると紀夫の身体に戦慄が走る。
 溜めるに溜めた気持ちが尿道を走り、小便とは別の開放感をもたらし、綾の膣に膜ごしの熱を伝える。
「や、だめぇ……うくぅ!」
 綾は急に大きくなった逸物に驚きを隠せず呼吸を乱し、数秒無呼吸ですごす。しかしその間も快楽は待ってくれず、腰辺りから正体不明の突き上げを感じ、それに流されまいと紀夫を強く抱きしめていた。
 ビクンビクンと交互に身体を震わせる二人。まるで子供抱きかかえるような格好になり、ユニフォームの襟元に紀夫の涎がシミをつくる。そのいたずらっ子の頭を、綾はワシワシとかき乱している。
「あ、あぁ……あぁ……はぁ、はぁ」
「ふ、わぁ……あはぁ……はっ、はぁ……」
 マグニチュード七の局地的震災を堪えた二人は見つめあうことも恥ずかしくなり、汗びっしょりの頬をすり合わせることで、もたらされたものの度合いを確かめ合っていた……。

続き

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