雫一つ、潮味。
真琴は女性を海に例える理由が分かった気がした。
「紗江さんの、美味しい……」
塩気とニガリ、若干の甘みと大量の興奮作用。そんな彼女の愛液を啜っている。
紗江は体質的に濡れにくいのか溢れることがなく、舌と指を膣奥へと差し込むことでようやくその蜜にありつける。
「あああん、真琴さん、そんなにほじらないでぇ……」
イジラレルことには弱いらしく、手も口もおろそかになる紗江。彼女は快感から逃れるように腰を振るも、彼の顔に秘部をこすりつけることになり、逆に刺激を強める。
「んじゅぷ、はぁ、くむん……ちゃぷ、ちゅるるっ……!」
「あ……っ!」
紗江の身体が真琴の顔面でビクリと跳ね上がる。彼はムチムチとした尻肉に押し潰されそうになりながらも、どこか幸せを感じている。
「ん、んくぅ……あ、あぁ……ああ……」
唇の端を噛み、体内で暴れる何かに必死に抗おうとする紗江。真琴のシャツに爪をたて、震える指先は「の」を描くように蠢く。
「は、はぁ、さ、紗江さん?」
このままでは窒息してしまうと真琴は彼女の下でモゾモゾと動く。
「あ、だめぇええええええぇぇ……」
鼻の頭が彼女の秘裂を掠ったとき、紗江は大きくバランスを崩し、真琴の下半身に突っ伏す。
「あ、だめぇ、いく、いく……いっひゃったぁ……」
小刻みに震える紗江の膣奥からとろりとした汁が零れ、鼻を伝って唇に滴る。
「紗江さんの……いったんだ……」
恍惚に肩を震わす紗江を見ていると、自尊心が擽られる。
一人の女性を舌と指だけで幸せにしてあげた。
そんな自己満足。
そして下半身に疼く欲求不満。
「紗江さんばっかりずるい……」
真琴は彼女をどかし、パーカーと自分の着ていたシャツをシーツ代わりに岩場に敷く。
「イヤ、わたひ、まだ……からだ……ビクンって……」
怖気づく紗江の腕を引き寄せ、自らは胡坐をかいてその上に座らせる。
「お願い、真琴君……少しまってよ……ね、してあげるから……約束するから……」
「ダメだよ。僕、今したいんだから……」
腰に手を回し、紗江の秘裂を亀頭に近づける真琴。
「エッチ、馬鹿、変態……」
まだ快感の煽りが抜けていないのか、紗江はじたばたと暴れ、彼の薄い胸板を押しのけるように手を伸ばす。
***
「紗江さんが誘ったんだよ……」
「そんなこといったって、私、今されたら……壊れちゃう……かも……」
ふっくらとした乳房の前でモジモジと手を絡める彼女。表情こそ暗がりで見えないが、乳首はプックリと立っており、指で抓むと「んぅ」と嬉しそうな呻きが上がる。
「でも、しちゃうよ……紗江さんのこと壊しちゃうかもね……」
亀頭を捲れた陰唇に押し付け、ぐいぐいとねじ込む。
「ん、あ、だ、め、そんな、されちゃ……澪、ちゃん……に、言う……あん!」
二度目の脅迫は女性に嫉妬されるぐらい赤い唇に遮られる。
上下の口を封じられた紗江は苦しそうに、嬉しそうに鼻息を荒げる。
「んー、んぅー……」
キスから逃れようにもしがみ付くような弱い手に遮られる。甘えるような真琴の手と切なそうな悲しい瞳に見つめられると、紗江の中の母性が刺激されるのか、胸にくるキュンとした気持ちに動けなくなる。
「ん、ちゅ、紗江さん……」
そして消え入りそうな声。
全てが演出にしか見えない彼の仕草にも関わらず、いつの間にか紗江は自ら腰を乗り出していた。
「んもう、真琴君てばずるすぎ。その気にさせたんだから責任とってよ……」
「うん……分かってますよ……」
真琴は一瞬腰を引いてから、勢いをつけて彼女を突いた。
紗江の膣内は歪な形状をしており、濡れにくいせいで亀頭に対する摩擦が強く、あまり奥へと入れさせてくれない。
「あ、あーん!」
ひしっと真琴を抱きしめる紗江。パンプスがぐらつきながら岩場を蹴り、ジュプジュプと卑猥な音を立てる。
「ね、紗江さん、もっと、もっとしていいでしょ? ねえ、ねえ!」
波打つように腰を動かす紗江に負けじと真琴も腰を突き上げる。
絡み付く襞にとろりとした淫液が溢れだし、その動きもリズミカルになる。
「真琴―、まことー」
紗江は胸の谷間に真琴を捕らえ、暴れ馬に翻弄されるがごとく激しく身体を上下していた。
「紗江さん! 紗江さん!」
柔らかでしっとりとした乳房に触れながら、真琴は高まっていく絶頂への兆しに耐える。
「あ、ん! ぅわぁ、ふううん!」
猫背になったり反り返ってみたりとせわしなく動く紗江。その間も膣内部に入る陰茎は弄られ、四方からの締め付けを甘受する。
「あ、だめ、僕、もう……」
収縮を繰り返していた陰茎が肥大したままになり、爆発しそうな射精感が股間で渦巻く。
「ん、んう、いいの。来て、ちょうだい! あたしの中、君のエッチなお汁でみたしてえええ!」
紗江の絶叫を受け、真琴の中のたががぷちりと爆ぜる。
「んああああああ!」
牡の絶頂の雄たけびと同時に熱いものがメスの子宮を目指して解き放たれる。
びゅくっ! どくっ! ……びゅびゅびゅ……。
「や、出てる……真琴君の精液、すごい、量……熱いし、ん、あ、やだ、あたし……すごい……かも……」
「紗江さんの、僕の、つつんでくれるから……たくさん出しちゃいました……」
尿道を走る振動すら心地よく、二人は射精が終わってもしばらく抱き合っていた。
続き
紗江は体質的に濡れにくいのか溢れることがなく、舌と指を膣奥へと差し込むことでようやくその蜜にありつける。
「あああん、真琴さん、そんなにほじらないでぇ……」
イジラレルことには弱いらしく、手も口もおろそかになる紗江。彼女は快感から逃れるように腰を振るも、彼の顔に秘部をこすりつけることになり、逆に刺激を強める。
「んじゅぷ、はぁ、くむん……ちゃぷ、ちゅるるっ……!」
「あ……っ!」
紗江の身体が真琴の顔面でビクリと跳ね上がる。彼はムチムチとした尻肉に押し潰されそうになりながらも、どこか幸せを感じている。
「ん、んくぅ……あ、あぁ……ああ……」
唇の端を噛み、体内で暴れる何かに必死に抗おうとする紗江。真琴のシャツに爪をたて、震える指先は「の」を描くように蠢く。
「は、はぁ、さ、紗江さん?」
このままでは窒息してしまうと真琴は彼女の下でモゾモゾと動く。
「あ、だめぇええええええぇぇ……」
鼻の頭が彼女の秘裂を掠ったとき、紗江は大きくバランスを崩し、真琴の下半身に突っ伏す。
「あ、だめぇ、いく、いく……いっひゃったぁ……」
小刻みに震える紗江の膣奥からとろりとした汁が零れ、鼻を伝って唇に滴る。
「紗江さんの……いったんだ……」
恍惚に肩を震わす紗江を見ていると、自尊心が擽られる。
一人の女性を舌と指だけで幸せにしてあげた。
そんな自己満足。
そして下半身に疼く欲求不満。
「紗江さんばっかりずるい……」
真琴は彼女をどかし、パーカーと自分の着ていたシャツをシーツ代わりに岩場に敷く。
「イヤ、わたひ、まだ……からだ……ビクンって……」
怖気づく紗江の腕を引き寄せ、自らは胡坐をかいてその上に座らせる。
「お願い、真琴君……少しまってよ……ね、してあげるから……約束するから……」
「ダメだよ。僕、今したいんだから……」
腰に手を回し、紗江の秘裂を亀頭に近づける真琴。
「エッチ、馬鹿、変態……」
まだ快感の煽りが抜けていないのか、紗江はじたばたと暴れ、彼の薄い胸板を押しのけるように手を伸ばす。
***
「紗江さんが誘ったんだよ……」
「そんなこといったって、私、今されたら……壊れちゃう……かも……」
ふっくらとした乳房の前でモジモジと手を絡める彼女。表情こそ暗がりで見えないが、乳首はプックリと立っており、指で抓むと「んぅ」と嬉しそうな呻きが上がる。
「でも、しちゃうよ……紗江さんのこと壊しちゃうかもね……」
亀頭を捲れた陰唇に押し付け、ぐいぐいとねじ込む。
「ん、あ、だ、め、そんな、されちゃ……澪、ちゃん……に、言う……あん!」
二度目の脅迫は女性に嫉妬されるぐらい赤い唇に遮られる。
上下の口を封じられた紗江は苦しそうに、嬉しそうに鼻息を荒げる。
「んー、んぅー……」
キスから逃れようにもしがみ付くような弱い手に遮られる。甘えるような真琴の手と切なそうな悲しい瞳に見つめられると、紗江の中の母性が刺激されるのか、胸にくるキュンとした気持ちに動けなくなる。
「ん、ちゅ、紗江さん……」
そして消え入りそうな声。
全てが演出にしか見えない彼の仕草にも関わらず、いつの間にか紗江は自ら腰を乗り出していた。
「んもう、真琴君てばずるすぎ。その気にさせたんだから責任とってよ……」
「うん……分かってますよ……」
真琴は一瞬腰を引いてから、勢いをつけて彼女を突いた。
紗江の膣内は歪な形状をしており、濡れにくいせいで亀頭に対する摩擦が強く、あまり奥へと入れさせてくれない。
「あ、あーん!」
ひしっと真琴を抱きしめる紗江。パンプスがぐらつきながら岩場を蹴り、ジュプジュプと卑猥な音を立てる。
「ね、紗江さん、もっと、もっとしていいでしょ? ねえ、ねえ!」
波打つように腰を動かす紗江に負けじと真琴も腰を突き上げる。
絡み付く襞にとろりとした淫液が溢れだし、その動きもリズミカルになる。
「真琴―、まことー」
紗江は胸の谷間に真琴を捕らえ、暴れ馬に翻弄されるがごとく激しく身体を上下していた。
「紗江さん! 紗江さん!」
柔らかでしっとりとした乳房に触れながら、真琴は高まっていく絶頂への兆しに耐える。
「あ、ん! ぅわぁ、ふううん!」
猫背になったり反り返ってみたりとせわしなく動く紗江。その間も膣内部に入る陰茎は弄られ、四方からの締め付けを甘受する。
「あ、だめ、僕、もう……」
収縮を繰り返していた陰茎が肥大したままになり、爆発しそうな射精感が股間で渦巻く。
「ん、んう、いいの。来て、ちょうだい! あたしの中、君のエッチなお汁でみたしてえええ!」
紗江の絶叫を受け、真琴の中のたががぷちりと爆ぜる。
「んああああああ!」
牡の絶頂の雄たけびと同時に熱いものがメスの子宮を目指して解き放たれる。
びゅくっ! どくっ! ……びゅびゅびゅ……。
「や、出てる……真琴君の精液、すごい、量……熱いし、ん、あ、やだ、あたし……すごい……かも……」
「紗江さんの、僕の、つつんでくれるから……たくさん出しちゃいました……」
尿道を走る振動すら心地よく、二人は射精が終わってもしばらく抱き合っていた。
続き