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逃げ出しタイッ……。_10

変化

 Tシャツを脱がされ、ブラをずらされる。荒い鼻息を肌に吹きかけられながら、壁の傷を数える雅美。

「はぁ、はぁ、雅美ちゃんの肌きれい……」
 舌で脇から胸元へと唾液の線を作る昇は、勃起した陰茎からだらだらとカウパー腺液をこぼしている。

「やべ、入れる前に出しそう」

 赤黒い亀頭はたまに雅美の太ももにこすれ、柔らかな刺激にびくりとはねる。

「ちょ、先輩、ゴムぐらいつけてやりましょうよ。俺もあとでつかうんだから」
「うっせえよ、お前は処女膜奪っただろ? 俺にも生でやらせろっつうの」

 他人の身体をまるで自分の物、何か自慰の道具にでも錯覚しているのか、雅美を無視して会話する二人。

 ――さっさと終わらせてよ。

 それは雅美も同じ。
 二人の陵辱者は自分の身体の一部を使って前後しているだけの存在。
 そう考えれば、この陵辱も耐えられる。そんな後ろ向きな心構え。

「雅美ちゃん、生ですっけど安心してよ、ちゃんとお口に出してあげるからさ。雅美ちゃんザーメン飲むの好きだろ?」

 そっぽをむいたままの雅美に一方的に宣言した昇は、前戯もそこそこに彼女のショートパンツをショーツごとずらし、お尻ごと両足を持ち上げる。

「うわ、やりまんのくせに綺麗なピンク色。ちょっと毛が濃いけど、えろえろだわ」

 まだ濡れてもいない雅美の茂みに軽くキス。

「んちゅ、ちゅべろ、れろれろれろんちゅっぱ!」

 と思ったらそのまま舌先を乱暴に動かして秘裂をなめしごく。

「ん、んぅ……、はうぅ……」

 我慢しようにも内側に響くむず痒さに耐え切れず、口の端から声が漏れる。

「お、さすが淫乱ヘンタイマネージャー、もう感じてるんだ」

 悟も勃起させた陰茎をぶらつかせ、雅美の手をとり、それを握らせる。

「ち、ちがう……」

「雅美ちゃん、俺のクンニでイッてもいいからね~」

 べろべろり、ぶっちゅ、ちゅぱ、れろりにゅろり……。

 雅美の変化に気をよくした昇は、交尾そっちのけで彼女の陰唇をなめ続ける。

「あ、いや、やぁ……」

 力なく拒む雅美の手はシーツを弱々しく引掻き、片方は肉棒にすがり付いていた。

「うわ、こいつ自分から掴んできやがった。やっぱりちんぽ好きな淫乱女なんだな……」

 ――そんなこと、そんなことないもん……、だって、ちが、……ウソ!?

 男の指が包皮に包まれた肉芽に触れたとき、彼女の身体にえもいわれぬ快感が走った。

「うっくぅ!」

 悲鳴のような声が出る。

「うわ、雅美ちゃん、まじでいきそうなの?」
「や、やめて、お願い、ちょっと、まっ」

 ここにきてようやく抵抗らしい態度を示すも、すでに体躯は組み伏せられているようなもの。

「先輩、もう入れてあげたほうがいいっすよ。じゃないとかわいそうです」
「そうか? それもそうだな……」

 後輩に促され、昇は添乗を向いた彼女の割れ目に自分のものをつきたて、ゆっくりと腰を下ろしていく。

「う、うぅうううん。くぅふぅうう」

 熱い風呂に入ったように目をぎゅっとつぶり、その感触に集中する昇。

「あ、いや、やめ、あ、あああん……、すご、だめ、だめなのにぃ~」

 雅美はぬぷぷと身体を侵食していく感触に目を白黒させ、はっはっと短い息を繰り返し、手で口元を覆う。

「どうしたの雅美ちゃん? それじゃ苦しいでしょ?」

 理由は言わずともわかる。
 隣の部屋で勉強をしている妹を思い図ってのこと。
 この部屋の異常事態を知られたくないからだと。

 しかし、サディスティックな微笑みを浮かべた昇は彼女の手を無理やり引っ張り、指を絡ませていく。

「なあ、どうなの? 俺のちんぽ、いいの? どうなの?」
「いや、やん、あ、だめ、そんな、しないで、お願い! あ、声出ちゃうと困るの。お願いします」

 内側から沸き起こる快感を必至に捌く雅美だが、その量はとめどなく、目の前の男が果てるまで続く。

 ――なんで? 私、レイプされてるのに、どうして感じるのよ。嫌よ。そんな、私は淫乱じゃないもん!

 いつになく身体が行為に対して正直な理由。
 それを必至に探るも、慣れ以外に思いつかない。
 それは即ち、淫らになったということ。

「お、お願い、せめて、声が出ないように、させ、あ、んぅ、いいぃ! や、きもち、イイ……」
「だめだね。雅美ちゃんが感じるところみたいし、いくって聞かせてよ」
「やぁ……、だ、めぇ。となりに……、妹、智美ぃ、いる、んだよ? これ知られたら、あっ、あっ、あっ! ……んぅ、や、だよ」

 そして大きくため息を漏らす。

「いいじゃん、どうせ妹さんも淫乱なんだろ? 四人で楽しめばいいさ」
「だめ、ぜったい、だめなの、お願い、私はどうなってもいいから、だから、妹だけには、手を、あ、やだ、もう、だめ、いきそ、お願い、とめて、イキそうなの、降参します、気持ちいいです。だから、一度、後生です」

 泣きそうになる彼女はこみ上げるものをぎりぎりで抑えているらしく、はぁはぁと短く連続で呼吸をしている。

「そうだなあ……、雅美ちゃんも素直になったみたいだし、俺も気持ちよくなったし……」

 考えるふりをする昇の息も荒く、腰の前後運動もやや遅くなっている。

「先輩、お願いします」
「うぅ、やっぱ、無理、そんな顔、されたら、我慢できねー!」

 殊勝な態度は返って昇の気分をそそったらしく、彼は一度引いた腰を一気に突き出し、雅美をベッドから追い出す勢いで突き上げ、そして……、

「あぁああああああっ、あぁぁぁぁ……いくぅううううっ!!」
「うぅううううぅん、やぁ、イクなんていや、いやぁああああ!!」

 雅美は背中にシーツの摩擦を感じながらも、それ以上にこみ上げる強い快感に身もだえ、あの日と同じように男にしがみつく。
 それは昇も同じらしく、射精が始まっても二人は抱き合い、しばらく動かなかった。

**

 レイプされて快感を得られるはずがない。
 それなら、この小刻みに震える肩は? 痙攣の度にあまい疼きが起こり、奥がじゅんとする。

 ――私、淫乱なの?

 腕で蛍光灯の光を遮り、涙をぬぐう。ついでに鼻水と、ねばっこい唾液も。

「うわ、すげ、溢れてくるわ」

 股間に力を入れるとじゅぷっと音がした。男の精がこぼれているのだろう。生ぬるいものが酷く不愉快な気持ちをくれるが、起き上がるのもけだるく、気持ちも起こらない。

「いやあ、すごかったわ。フェラなんかよりもずっといいわ。雅美ちゃんのマンコ」
「先輩の濃いっすね。さすが一週間我慢しただけありますね」

 ――こんなことのために一週間も我慢してたの? あほらし。

 ネタを見せられたらいつでも股を開くしかない自分。なのに時間にして五分弱の行為のためにそれほどの間我慢していた昇がひどく哀れに見えた。

「どうっすかな。俺もしたいけど、なんか先輩のでぐちょぐちょだし……」
「はは、ゴムすればよかったな」

 避妊のためではなく、互いの都合でしかコンドームを見ていない彼らには、おそらくどんな理屈をこねたところで意味もない。雅美のなかでは拒む気持ちが急速に失せていた。

「……ねえ、おねえちゃん。どうかしたの?」
「!?」

 まどろみから引きずりだされた感覚。まだぼうっとしていたい頭は酷く痛みつつ、壁越しに話しかけてくる妹の言葉をしっかりと聞き取っている。

「大丈夫。ただちょっと、試合のビデオ見せてもらってて、ちょっと興奮して」

 はだけた衣服を着なおし、壁に向かって話しかける雅美。

「そう? なんか苦しそうだったけど」
「うん、ほら、もうちょっとで入賞できたっぽいのにさ、すんでのところでこけたみたいでね、感情移入したっぽい」
「ふーん、わかった」
「あっ……!」
「どうしたの?」
「んーん、なんでも、あ、ないの……、だい、じょ、ぶ」

 ショーツもつけずに彼らにお尻を向けていたら?
 まだ射精していない悟は昇の精子がこぼれる彼女の膣口を中指でほじくり、それを促す。

「やっぱり変だよ。まだ風邪なおってないんじゃない? 今薬もってくから……」

 そしてパタパタと走る音。

 ――いや、来ないでよ。こんなところ見られたら!

 智美はなんと言うのだろうか? まだ男子と言葉を交わすこともできない奥手な妹では、きっと唖然として立ちすくむだろう。それではこの二匹の獣の餌食になるだけ。
 それだけはなんとしても避けたいと、ドアに走る雅美。

「お姉ちゃん、大丈夫?」

 ドアが開く、その瞬間に……、

「だ、大丈夫。それよりあんた、ちゃんと勉強してないとだめだかんね!」

 なんとか間に合った雅美は開いたドアの二十センチ程度の隙間から顔を出し、愛想笑いをする。

「だって、さっきから変だよ?」
「いやさ、それはやっぱり陸上部がんばってるもん。しょうがないじゃ……んぅ」

 そして再び悟の悪戯が始まる。

「ん?」
「んぅ、な、なんでも、ないのぉ、ないのよぉ、だから、あんしん、し、て」

 今度は先ほどより優しくなく、中指だけではなく、薬指、人差し指がぐりぐりとなじるように膣内部をいじくっている。

「ん、やっぱ風邪かもしんないぃ、わっ、だから、さ、うつっちゃまず、いぃしぃ、だからぁん、あのさ、ごめん!」

 困惑する智美を締め出し、バタンとドアを閉める雅美。
 そのままドアに寄りかかりながら滑り落ち、かつ、露わになったままのお尻を男に向けて振る。

「なんだ、マネージャーはもう欲しくなったの?」

 くちゅくちゅと音を立てて指を出し入れする悟。その指は見えないが、おそらくは精子以外の粘液が混じり、絡み付いているはず。

「んぅん、やぁん……あっ!?」

 嫌がるつもりが、声が上ずり、妹の足音が遠ざかるのをきっかけに、雅美はよろよろとなりながらも、自らショートパンツを脱ぐ。

「……入れなさいよ。入れたいんでしょ? すれば、いいじゃない」

 悟の顔は見ない。もう誰もいない空間に向かって、何か壊れたように呟く雅美。

「へへ、ようやく素直になったな。このヘンタイどスケベ淫乱マネージャーが!」

 予期せぬ挑発と、ぬらりと光る彼女のまだ綺麗な割れ目を目にし、悟は柔らかそうな尻肉に指を食い込ませ、先ほど不発のままだった陰茎を突き立てる。

「ん、んくぅうううううぅぅ……」
「あ、いぃぃぃいいぃっ!」

 挿入と同時に大きく息を吸い込み、腰がお尻にぶつかったら止める。そして引き抜かれるときの刺激を和らげるためにゆっくりと息を吐く。

「あぁぁ、はぁあぁぁぁ……」

 目をぎゅっとつぶると、まぶたの裏の闇に白いものがはじける。

「うぅ、やべ、なんか、前したときよか締まるわ」

 背後から聞こえる悟の声。それもどこか遠くのことと思えるほど、雅美の身体はどこか遠くへ行ったような心細い気持ちになる。

 ――あ、あぁ、やだ、前より、もっと、ずっと、おかしいの。私の身体、おかしいの!

 腰に当てられた手に導かれ、徐々に後退させられる。
 ドアに着いた手が床に下がり、その分だけお尻が上を向く。

「うはぁ、マネージャー、自分からマンコ突き出してきやがった! やっぱり好きモンだな!!」

 うわずる悟の声。彼の中での気持ちもこみ上げているらしく、前のめりだった身体が引き気味になり、やがて膝をつく。
 雅美もそれに従わされ、彼の胡坐の上に座りなおす。

「ああぁあああぁんぅぅ……」

 両手で口を覆うものの、沸き起こる声は止め処がなく、下唇を噛み、うめき声程度に抑える。

「ふん、ふん、ふぅ、あぁ、ふぅん」

 背後で腰を突き上げる悟はたまに空気の漏れたような声を上げながら、雅美の乳房をもみくちゃにする。

「あ、やだ、おっぱい、触らないで」

 発育途中の乳房は張り気味で強くもまれると痛みを伴うことがあり、たまに物がぶつかったり、重いもの、大きなものを抱えていると、それを覚えた。

「んぁ、あぁ、や、どうして? なんか、来る……かも」

 けれど、それは間違いだと、今理解した。
 今までのは痛みではない。
 快感なのだと。

「うわ、おっぱい揉んだらまた締め付けてきやがった。ま、じ、こいつ、淫乱……だわっ!」

 やや張りのある乳房から手が離れ、代わりに腰がだんっとバウンドし、雅美の膣内部を痛いぐらいに貫いた。

「あ、あぁ、うぅっ」

 悟の弱い咆哮がひとつ。そして目を見開く雅美。

 下半身に漏れる何か。
 男のそれだけでも十分に熱いというのに、少しずつ染み出してくるそれは、彼女を内側から焦がし、気持ちを寒くさせた。

 ――また、出されちゃったよ。

「う、うっくぅ! ん、やぅ、ひぅん、あっ、あぁっ、やぁあぁ……」

 涙としゃくりあげが始まるも、射精で伸縮する亀頭の刺激ががけっぷちで耐えていた気持ちをじりじりと押し込み……、

「う、うぅ、うぐぅ、あぅぐっ! んぐ、んぐぅくぅ……」

 豚のような鳴き声を上げながら、雅美は全てを忘れさせてくれる恍惚に身悶えた。

続く

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