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逃げ出しタイッ……。_11

希望も無く

 半裸のまま、ベッドに寝そべっていた。
 男たちは一度で満足できたらしく、服を正すと「明日もよろしく」と言い残して去っていった。
「……はぁ……あぁ……っん!」

 苦しそうな声ひとつ。

「ん、んぅ、ん、あ、んっ!」

 続く言葉と……、

 くちゅ、ちゅくぷちゅっ、ぬちゅぬチュチュ……。

 淫らな音。

「はぁはぁ、あぁはぁ……っ!」

 二人が帰ったというのに、身体が熱い。
 きっと辱め受けた身体が羞恥に燃えているのだ。
 そう嘘をつき、体内の精子を少しでも掻き出すためと偽り、疼きを訴える箇所に触れる。

「ん、やぁ、だめぇっ!」

 隣では妹が勉強をしている。今の時間帯はお気に入りのラジオ番組を聴いているのだろう。たまに笑い声が聞こえてくる。

「あ、やぁ、いい、いいの。いいのぉ……」

 シーツに噛み付き、唾液の染みを広げる。いつの間にかお尻を高く上げており、指は執拗に蜜穴を追いかけ、さすり、もぐりこんでくる。

「や、そんなに、いじめ、ないでぇ、お願い、隆一くふぅぅん」

 想い人をまぶたの裏に描き、彼の冷たく細いものを下の唇でくわえ込む。
 中指の第二関節までいりこんだとき、痙攣したように指がうごめき、膣襞を引掻くように強く撫でる。

「んぅ!? あっ…………!!」

 一瞬、身体が浮いたような錯覚を感じ、それと連動して上半身を起こしてしまう。

「あっ、あっ、あっ……」

 何度か小声を漏らしたあと、「うぐぅ」と醜い声をひねり出し、そのまま突っ伏す。

「……はぁ、あはぁ、はぁ、はぁ……」

 過呼吸のように荒く、激しく酸素を求める雅美。
 全身には耐え難い恍惚が走り、瞼の裏にはクラスメートの顔が浮かぶ。

 彼は笑っていてくれる。

 妄想の中では。
 では、現実では?

「明日も、するのかな……?」

 まだ軽く余韻が残るものの、いくらか思考も冷静さを取り戻した彼女だが、無意識が吐き出した言葉は、それほど今を悔いていないという、悲しい心情。

続く

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