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修学旅行の夜に_15

 濡れたハンカチで性器を拭う加奈子。

 ――冷たい……。

 外は雪でも降らん勢いだと考えれば当然だが、ここのトイレにはお湯が出るようなしゃれた設備も無く、かといって太ももに垂れてくるねっとりとしたものをそのままにはできない。
 当然、拭く場所が場所だけに個室以外ではできず、加奈子は不平を感じながらも拭っていた。

「どうだった? 加奈子ちゃん……」

 一方、男の方はというと、一仕事終えたそれをしまうこともせず、たまにすっぽんのような先端をぴくぴくと震わせていた。

「どうもこうもないでしょ……、まったく、最悪よ……」
 ――すごく、感じちゃった……。

 ほんの数秒前のこと。
 忘れることなどできるはずもなく、意識してしまうと背筋にぞくりとした体験がよみがえる。

「それより、涼君も拭いたら? 臭い、結構するみたいだし……」

 行為に夢中のときはまったく気にならなかったというべきか、トイレであるせいなのか、あまりわからなかった。
 なのに、今はしっかりとそれが涼のモノからこぼれている汁からのものだとわかる。

 イカ。

 最初はそう感じたが、なにかひっかかりを覚えて何度も鼻をひくひくさせてしまう。

「そう? 俺はわかんないけど、そんなにきになる?」
「うん。すごい臭いよ。絶対やばいって……」

 寒さのせいか、少し気を抜くとわからなくなるが、彼のモノを見ながら鼻で息をすればわかる。

「ふうん。ま、いいや」

 涼は意にかえさず、そのままトランクスを穿こうとする。

「ちょ、まってよ。そんな臭いまんまはいたらばれるってば、それにあたしの……、ついてるってば……、もう、しょうがないな……」

 加奈子はトイレットペーパーをくるくると巻くと、それで二人の液で濡れた肉棒を拭いていく。

「あ、お、い、いいかも……うん、いいわ」
「ばか」

 射精し終えたはずの逸物だが、若さゆえなのか、それとも加奈子の愛撫のせいなのか、再びその赤い亀頭を持ち上げだす。

「ねえ、しゃぶってよ」
「な、いやよ、調子に乗らないで……」
「いいじゃん、さっきはあんなに愛し合ったのにさ……」
「てか、さっきのだってレイプみたいなもんなんだし、ノーカンね」

 浮かれたような顔の涼にぴしゃりと言い渡す加奈子は、べとべとになって破れた紙を捨てる。

「ほら、もういいでしょ……」
「いや、まだだよ……」

 立ち上がろうとする加奈子の肩を押さえ、自分の前に跪かせる。

「な、なによ、もう大丈夫だよ、臭い……しないし……」
「だってほら、まだ出てくるし……」

 赤い亀頭の中心、鈴口からきらりと光る粘液がこぼれているのが見える。加奈子の清拭のおかげだろう。

「ね、ほら、どんな臭いするの?」
「いや、知らない!」
「だって、するんでしょ? ばれたらまずくない?」
「大丈夫よ、これぐらい……」
「ねえ、ほらぁ……」
「だって、だってぇ……」

 顔を背け、ドアに手を伸ばす加奈子と、その手を掴む涼。

 閂を開ける素振りは……ホンモノか?

続く

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