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私の咎_14

 乳首を口に含まれ、ぢゅうぢゅうと音を立てて吸われる。
 それほどない母乳を飲まれるのは痛いことなのだが、舌先でかすめるように乳首を撫でられると、身体がピクリと動き、背筋にざわめくものが走る。
「これ、息子さんが独り占めしてるんですか? それとも……」
「いや、お願い、言わないで……、もう、これ以上、酷いこと言わないで……」
「だんなさんも飲んでるんだ、奥さんの母乳……」
「だってだって……」

 まだ子供が小さな頃のこと。
 乳の出がよかった奈津美の困ったことといえば、少しの圧迫でもこぼれてしまう母乳の処理。搾乳機で絞ったところで保存するわけにもいかず、どうしようか困っていたところ、英明の悪ふざけが始まった。
 大きな彼を抱くことは出来ないが、膝枕をしてあげて乳房を与えると、喜んでそれを処理してくれた。
 子供が大きくなるまでの二人だけの秘密の遊び。

 それが他人である博に見抜かれてしまうのは、この上ない屈辱であり、そして……、

「しょうがないですよ、男ってどこかマザコンなとこあるし、おっぱいが恋しいときあるし……」
「やめ、やめて……、あぁん……」

 吸われることから、それが愛撫に変わる。小指だけだったそれも薬指、中指、小指が出ていって変わりに人差し指がもぐりこんでくる。

「ふぁぁ……、はぁん、あぁん……」

 瞼が重くなり、視界が狭くなる。
 その割りに神経が過敏になり、毛筋程度でも触れられることがわかる。
 そして、それに付随する感覚も……。

「奈津美さん、いいんですか? いいんですね?」
「そんな、わたしは……、だって……」
「なら抜いちゃいますよ……」

 薬指が抜かれると、それだけ刺激が弱まる。二本の指が泳ぐように膣内を弄ったところで、太さが違う。

「え!?」

 緩くなった快楽に瞼を開く奈津美。当然、そこには勝ち誇った顔の博がいるわけだが、彼はもう何も言わず、かちゃかちゃとベルトをはずし、トランクスから大きくなったそれを取り出し……、熱くなったものが……、

「あ、あぁ……、あぁぁぁんぅんぅぅぅ……くぅ……っ」

 無遠慮にやってきた。

「はぁ、ぁはぁ……あん、くぅあぁ……、だめ、うご、かないで……、おね、がい……だめなの……」

 シートに縛り付けられ、股を広げられ、うち腿を抑えられる格好のせいで拒むにも力が入らない。押し返そうとする手も指の一本一本が絡みとられ、まるで恋人のそれのような形になる。

「ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ! はっはっはっはっ!」

 男は奈津美に覆いかぶさり、テンポよく呼吸をし、腰を波打たせていた。

「あん、ああぁん、だめぇ……あぁ、いぃ……違うの、でも……やぁ……くふぅん……くぅん……くぅ……あぅ! ひぃ……」

 膣で感じる久しぶりの男。
 酔っているにも関わらず、力強い堅さ。
 隙間なく、それどころか自分の形を押し付けてくる傲慢さ。
 熱く、収縮されるたびに息が詰まる快楽を押し付けてくる。

 夫のものと比べると……、愛以外に足りないものがないのが見当たらない。
 それが悔しくあり、……であった。

「やめ、やめてぇ……」
「そう? それじゃ止めちゃおうかな……」

 博は意地悪く笑うと、肉棒を奥まで突き刺したまま、動きを止める。

「ひぃん……」

 博自身が動かずとも、勃起したそれは彼の呼吸に合わせるように収縮を繰り返し、息を呑むたびに樹液を吐き出す。

「あ、あぁ……」

 カウパー腺液にも精子は混ざっている。
 今月の生理はいつだっただろうか?
 頭の中のカレンダーを捲るも混乱のせいか思い出せない。
 その動揺が身体を震わせ、彼のもので……、

「ふぅうん!」
「あれ? 自分から腰振るの?」
「そうじゃないの……そんなんじゃないのぉ……」

 「ハー、ハー、」と短い息を繰り返すことでなんとか冷静さを保つものの、それは欲情しているようにしかみえない。

「奈津美さんは素直じゃないんですね。いいじゃないですか、ちょっとぐらいエッチしても」
「私は、ハー、ハー、夫がいるんです……、スゥー、ちょっとでも、だめ……です……」
「だんなさんだって風俗ぐらい行くでしょ。だから、奈津美さんもたまにはハメをはずすっていうか、ハメちゃってもいいと思いますよ?」
「夫は、そんなこと、ハー、しません……ハー」
「そう? まあいいや……、僕、どっちにしてももう我慢できませんし、中で出してもいいですよね?」
「だ、だめです! そんなこと!」
「いいじゃないですか、弟が出来るだけだし、なんなら帰ってからだんなさんとセックスすればいいですよ。そうすればわかんないし」
「いや、だめ、お願い、それだけはやめて……それいがいなら……なんでもします……」
「そう? じゃあさ、さっき僕は奈津美ママの白いの飲んであげたから、今度は奈津美ママに僕の白いの飲んでもらいたいな……」
「なっ……」
「いやならこのまま中出ししちゃう!」

 おどけた風に言う博だが、その腰つきは乱暴で、突き上げられるたびに降りてきた子宮がずんずんとつかれる。
 その結果は足が意思とは無関係に動き、彼の腰周りにしがみつくようになってしまう。

「お、おねがいぃん、やめ、やめてぇ……」
「奈津美ママも感じてるんだ……、いいじゃん、このまま僕と気持ちよくなろうよ……」
「いや、いや、いぃ……いぃ……、いく、いきそ……だ、だめなの……だめなの……」

 奈津美の双眸からぽろぽろとこぼれるものを博の指が掬いあげ、ぺろりと舐める。

「奈津美ママ、嫌なの……?」
「さっきからそういってるじゃない……おねがいだから、止めてください……」
「それなら……」
「わかりました……」
「何がわかったの?」
「だから、飲みます……」
「何を?」
「その、店長の……精子を……」
「いやいや飲ませるぐらいなら、このまま中に出しちゃったほうがいっかな……?」

 動きが緩くなるも、博のそれの脈動が早くなり、今にも爆発しそうな予感がする。

「お、お願いします……飲ませてください……、店長の精子、飲みたいんです……」

 この状況なのだからしかたがない。
 そう自分に言い聞かせる奈津美だった……。

続く

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