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私の咎_18

「も、もう、やめてください……ぁぁん……」
「なんで? ここでやめられて我慢できる?」
 太もものところまで下ろされた綿パンとショーツ。中指と薬指が蜜つぼに出し入れされるたびにグッチョゴッチョと音を立てて飛沫を撒き散らす。

「お、お願いします……、そ、それに、もうすぐ交代の時間……」

 本当はもうあと二十分程度あり、それは彼女が我慢するには酷な時間。

「ふうん……わかったよ。じゃさ、今日は僕も早上がりの予定だから、一緒に帰ろうよ」
「そんなの、困ります……」
「素直じゃないね……じゃあさ、このレコーダーと交換条件って言ったらどうする?」

 博のにやけた面構えには正直虫唾が走る。

「わかりました……」

 けれど、弱みを握られているせいか、それに従うほかに選択肢を見つけられない奈津美だった。



「今日は飲んでないから平気だよ」
「……」
「ねぇ、まだ怒ってるの?」
「……」
「だって奈津美ママも悦んでたじゃない……」
「……」
「もう……」

 助手席に座る奈津美は窓の外を見つめ、無言でいた。
 この車が向かう先はおそらくピンクの歓楽街。
 昼下がりに行くには少々気が引けるが、それ以上にもし誰かに会ったらと思うと気が気でない。

 その一方で、なぜこの男に従ったのか。

 それを考えていた。

 確かにあの台詞は自分のもの。
 けれど、それは膣内に射精されることを拒むためのこと。

 昨日のことは全て博による脅迫によるもので、今こうしているのもその延長にあること。

 自分に非はないはず。

 なら、夫を裏切っていることにはならないのではないか?
 穏やかな英明なら、きっと自分を守ってくれるはず。
 ことの起こりと因果を伝えれば、きっと理解を示してくれる。

 彼は優しくて聡明な人……。

 だから……大丈夫……。

続く

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