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小春十三の短篇_2_6

 貯水タンクに手をつき、お尻を突き上げ、方膝を便器の上に乗せる。
 背後にいる男性の表情は見えないが、きっと歪んだ笑顔を浮かべているのだろう。
 栄子はかなり期待をしていた。
 最初は警察に突き出されるのを恐れ、何とか逃げる算段を企んでいた彼女だったが、膝に乗ったときに感じたフンワリとした品の良い香水に、少しだけ大胆になっていた。そして、だらしなくなっていたそれを立たせたとき、彼の呻く顔にセクシーさを感じてしまった。
 そのまま彼をイカせて見たくなったものの、キスもセックスでさえも自分だけ恍惚を感じるなどという返り討ちに遭い、内心、複雑であった。

 ――絶対おじ様のことイカせるんだから!

 数える必要もない程度しか経験のない彼女だが、絶頂まで味合わせてくれたのは、彼を除いて自慰だけ。慰めるにしても時間がかかり、薄い快感のわりに性器がヒリヒリと痛むことがあるオナニーは嫌い。
 そんな折に現れた、経験も見た目もずっと大人な彼に、栄子は心身ともに惹かれていた。

「栄子、いくよ……」

 しわがれた手がスカートをめくり上げ、張りのある尻肉を掴むと、一気に挿入される。

「んふぅ!」

 先ほどまでとはうってかわって乱暴な責苦に、彼女は呻いた。
 熱く硬いそれが膣内を抉るように擦る。一度絶頂に達していた身体は、雁首の形状すら感じられるぐらい敏感で、奥からじんわりと蜜を溢れさせる。

「はぁはぁ……さぁさぁ……」

 チュプと音がした後、だんだんそれは大きくなり、じゅぶじゅぶぶと濁音を含み始める。

「あっ、あっ、あん、ああんぅ……や、激しいの、おじ様、もっとゆっくりい」
「栄子君へのオシオキだ。しっかり、自分の罪を噛み締めてくれ」
「は、はいいいいぃぃぃ!!」

 こぼれ出る嬌声を防ぐ為、彼女はひとさし指を噛む。その痛みは、しばし気を失いそうになる下半身の正気を持たせるためのエッセンスになる。

 ――うそ、おじ様の、すごい! あたし、乱暴にされて……きもちいいのぉぉぉ!

 右曲がりの陰茎は彼女の敏感な部分を激しく擦り、先ほどより強い快感を送る。たまに焦らせるように先っぽだけで膣口を弄られると、自ら腰を押し付けたくなるくらいになる。
 彼女自身、騎乗位の方が男をコントロールできる気がして好きなのだが、腰に乗っても背に乗られても、彼には良いように弄ばれ、やがては昂ぶらせてもらえる。

「だめ、ダメなの……おじ様に負けたくないのにぃぃ!」

 彼女は早くも絶頂にたどり着きそうな気持ちを抑え、踏ん張りの利かない足をつねる。

「おやおや、栄子はマゾなのかい? 私はそういう趣味が無いから、応えてあげることが出来ないけど、でも、君のお尻、柔らかくて抓りがいがありそうだね……」

 餅でも揉むような手のが急に爪が立て、捻るようにする。

「あ、いやん、痛い!」

 身が縮まるほどの痛みに、活躍筋が反射的にきゅっとなる。

「はは、締め付けが強くなったよ……」
「だって、おじ様イジワル……あ、やだ、そこ、ちがっ!」
「ふふ、菊のほうも可愛らしく悲鳴を上げているね……」
「菊?」
「こっちのことさ……」

 人差し指だろうか、肛門をちょんと突かれると、背筋がおかしな具合に波打ってしまう。

「あ、アナルはらめえ……」

 しかし男性はそれを面白がるように何度も突き、やがて、皺を広げるように臀部を左右に引っ張る。

「ヒクヒク動いていて可愛いね……」
「や、おじ様のエッチ、ヘンタイ、そんなところ、みちゃやあ」
「栄子君のはどこも可愛いよ……」

 ようやく尻を開放され、ほっと息をつく栄子。するとクリトリス付近に指が訪れ、ビラビラした陰唇を弄りだす。それはなにか愛撫をするというよりも、何か別の目的があるようにも思える。

「おじ様?」
「こちらも楽しいものだよ……」

 そういうと、彼は淫液に塗れたぬめる指先を菊門に押し付け、ずぶりと侵入してきた。

「あ、わわわ、あダメ……だめなの……」

 滑らかに滑る指は直腸の最初のところを刺激する。陰茎ほど熱さ、硬さはないものの、彼の意思をダイレクトに表現する指は彼女を内側から擽りだす。

 顎がガクガクゆれ、脚がふらつき、全身から力が抜けていくのを感じる。
 声にも張りが無く、ただ、されるがままにお尻だけを突上げ、便座カバーに突っ伏す栄子。しかし、膣の締め付けだけがその意志に反し、彼を締め上げていた。

「ああ、いいよ、栄子、もういきそうだ……、君の、私のを絞り出すぐらいだ……」
「ほ、ほんと……? ほんとなの? おじ様、気持ちいいの? シャセーしそうなの?」
「あぁ、忘れていた気持ちだ……、ふふ、私も、まだまだ……くぅっ!」

 彼の宣言に彼女は背中越しに視線を送る。
 男性は目を瞑り天井を見上げている。換気扇と切れ掛かった蛍光灯のある何の面白みも無い天井。

「ん、くぅ、いくぞ栄子……、いいかい?」
「はい、おじ様……来てください!」
「くぅ、うう、うはぁ……あっ……ああ……」

 食いしばる声のあと、くぐもった声がした。
 膣内で猛威を振るった陰茎の先がびくりと大きくなり、熱い汁を吐き出す。

「あ、熱い、熱いよ……」

 腹を満たすどろりとした粘液が彼女の脳裏を焦がし、目線を泳がせる。

「あ、ああ……栄子……」

 男性が倒れこむと、それに応じて人差し指の第二間接までがめり込み、その瞬間、彼女は大きく目を見開いて膣周り以外を弛緩させた。

続く

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