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小春十三の短篇_3_5

「きゃうん!」

 これまで何度か経験してきたハズの刺激にも関わらず、まどかはウブな気娘のように戦慄く。
 寛のクンニは稚拙ながらも熱心で丹念だった。
 大陰唇を親指で開き、小陰唇をちろちろと弄られると、教室であることも忘れて声上げたくなる。まどかはカーテンを噛むことで声を抑えるも、下腹部を突き上げるような刺激は納まることなく、むしろ等差数列の項のように徐々に着実に増していった。

「あ、いっいいよ、上手ぅ……、あんたさ、本当に童貞? 巧すぎる……よ」

 半分お世辞の、ちょっぴり悔しさが含まれた歓喜の声。
 寛はただ黙々と愛撫に没頭する。
 彼の性格なのだろうか、一つのことに集中すると周りが見えなくなるのは。そういえば試験中も最初の三十分は全然彼女の視線を警戒していなかった。むしろ、その時の方が魅力的であったのだが、当の本人はきづいているのだろうか?

「ね、もういいよ、入れたいでしょ? エッチしたいよね。童貞、捨てたいよね」

 スカートの下で自分の恥ずかしい部分を弄る彼に、まどかは優しく声をかける。彼の愛撫に一応の評価をするものの、疼く部分は舌では届かない。

「いいのか?」
「だって、おさまりつかないじゃん。寛もあたしも……」

 ――フェラをしてあげてもいいかな? でも、口に出されるの嫌いだし、いっか。

 彼女は彼の隣に座り込み、ベルトを外し、ズボンとトランクスを下ろす。
 ピョコンと立つオチンチンを見て少し笑いたくなるも、ポケットにいつも忍ばせているコンドームの包みを破り、彼に被せる。
 寛は目をつぶって呻くが、被せた刺激で射精してもらっては困ると、内腿を少し抓る。もし皮膚が破けたらもうけものと思いながら。

「初めてだと、間違って変なトコつついちゃうから、あたしが乗っていい?」
「ああ、お願い」
「んふふ、寛君、いただきます」

 まどかは入れる瞬間を見せつけようと、スカートをめくった状態で彼の上に跨る。そして亀頭の先でちょろっとなった部分に割れ目をあて、静かにしゃがみ込む。

「ん、んぅ! あ、あ、あぁ……はぁ……ああぁ」
「あ、はいってきた、きちゃった、童貞君のオチンチン、熱いよ、固いよ、きもちいいよ」

 根元まで咥え込むと、その長さに驚いてしまう。意外に長く、彼女の気に入っている部分を亀頭が丁度刺激する格好なのだ。

「あ、すご、いいとこいってる、あん、うごいちゃ、や、あたひにまかへれ……」

 すでに上擦ってしまう口調は彼の苦笑を誘う。
 笑われたことに腹を立てた彼女は、ムッと目を吊り上げ、腰を前後左右に揺さぶりだす。

「ん、あああ、や、すげ、なに、これ……」
「はぁはぁ、笑った罰。絶対許さないんだから!」

 とはいいつつも、弱点を刺激されながらでは膣がキュウキュウ収縮してしまい、自然と降りてくる子宮口までも刺激され、彼女自身いっぱいいっぱいになる。

 ――やだ、あたしったら童貞になにマジになってんの? こんなのちょっとしてあげたらすぐ根を挙げるってば。

 しかし、熱くたぎるそれは射精の兆候を見せず、ゴム越しに膣を抉るようにこすり、雁首とだぶついたゴムで変な刺激を送る。

「あ、やだ、あたし、んうぅ……」
「どうしたのまどか? 大丈夫?」

 性の知識の無い彼は突然肉洞がきつく締まったことに不安を感じてしまい、突き上げつつも彼女を心配そうにみつめる。

「そんな目でみないでよ、あんたのその、まっすぐな目、嫌いなんだってば」

 きっと偲に向けられたであろうそれを一身に受けるのは、いつのまにか快感へと姿を変えていた。
 男が想い人ではなく、娼婦のような自分を眩しげに見つめる様子は、何にも代えがたく、ただ女としての優越を誇示できたようだった。例え一日だけでもだ。

「まどか、まどか……」
「なに、よ……気安く呼ばないで……よ」

 かすれた声で名前を呼ばれると気持ちが昂ぶってしまう。それ悔しかった。

「まどか、のオッパイ……、揉んで良い? すごく、柔らかくて、気持ちいいから、揉みたい……よ」

 寛の手が胸元に迫るも、彼女はそれを払いのける。

「や、やだよーだ、だれが、揉ませるもんですか」

 変わりに裂け目をグラインドさせ、容赦ない官能を浴びせかける。しかしそれは諸刃の剣。耐えられなくなった彼女はそのまま彼に倒れこみ、胸元で喘ぐ。

「はぁはぁ、やだ、すごいんだけど、あんたのチンチン。ほんと、裏でやり捲くってんじゃないの?」
「なに、いってんのさ、まどかが、初めてだよ……」

 膣は相変わらず男に絡み付いて喜びを倍増させている。それどころか下半身だけが独立し、もっともっとというふうに尻が揺れてしまう。
 快感に苛立つ彼女は一番尖った小指を彼の首筋に立てる。そして、力を込める。

「痛っ……」

 彼の批難めいた視線もどこ吹く風、彼女は自分勝手に彼の皮膚を破くと、涌き出る赤を舌で啜る。その陰湿な責苦に耐えかねた寛は一オクターブ高い声で呻く。

続く

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