腰を後ろに退き、前にグラインドさせる。単純動作を早く一定のリズムで繰り返す。
「あ、あ、あああ、うお、あ、すごい……まどかの、俺のすごい絡みついてくる」
膣内で硬くなる一方のそれはビクビクンと脈動し、破裂寸前のいきりを感じさせる。
「ん、やぁ、あたしも、あたしもイクよ、一緒に、一緒にいこう!」
「うん、まどか、いっしょに! あ、ああうおおぁああ……!」
「きゃうん、や、あ、あああ、あ、いく、いっちゃう、いっちゃうよぉおお……」
二人の全身に癪が駆け抜け、卑猥な和音を教室中に響かせる。
ゴム越しに熱を感じるも、脳裏を熱く焦がす灼熱感に、まどかは起き上がることも出来ない身体を這わせ、彼の破けた皮膚を頬に感じていた……。
~~
彼は鞄を持ち上げると、開いたままのカーテンを結び、窓を閉める。
ショーツを置いた場所が偲の席だったことに気付いたときは少々ばつが悪かったが、それを言うなら今までの行為を反省せよと、彼は口にしなかった。
「ね、一緒に帰ろうよ」
「なんでさ」
「だって、今日はこのままいさせてくれるんでしょ? だった、帰り道も一緒にいようよ」
にこりと微笑む彼女はやはり可愛らしかった。
偲とは別のベクトルで。そして、しだいに引き寄せられる自分がいた。
「いいよ。一緒に帰ろうか」
「えへへ、優しいね」
ルージュを引き終えた彼女は彼の前に立って唇を窄める。
寛はキスをせがまれたと思い、それに応じる……
が、唇は空を切り、代わりに喉元に舌先で触れられた。
そして、ボタンの外れたワイシャツを縫い、固まったばかりの血を、ぴりりと剥がされた……。
続く
「あ、あ、あああ、うお、あ、すごい……まどかの、俺のすごい絡みついてくる」
膣内で硬くなる一方のそれはビクビクンと脈動し、破裂寸前のいきりを感じさせる。
「ん、やぁ、あたしも、あたしもイクよ、一緒に、一緒にいこう!」
「うん、まどか、いっしょに! あ、ああうおおぁああ……!」
「きゃうん、や、あ、あああ、あ、いく、いっちゃう、いっちゃうよぉおお……」
二人の全身に癪が駆け抜け、卑猥な和音を教室中に響かせる。
ゴム越しに熱を感じるも、脳裏を熱く焦がす灼熱感に、まどかは起き上がることも出来ない身体を這わせ、彼の破けた皮膚を頬に感じていた……。
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彼は鞄を持ち上げると、開いたままのカーテンを結び、窓を閉める。
ショーツを置いた場所が偲の席だったことに気付いたときは少々ばつが悪かったが、それを言うなら今までの行為を反省せよと、彼は口にしなかった。
「ね、一緒に帰ろうよ」
「なんでさ」
「だって、今日はこのままいさせてくれるんでしょ? だった、帰り道も一緒にいようよ」
にこりと微笑む彼女はやはり可愛らしかった。
偲とは別のベクトルで。そして、しだいに引き寄せられる自分がいた。
「いいよ。一緒に帰ろうか」
「えへへ、優しいね」
ルージュを引き終えた彼女は彼の前に立って唇を窄める。
寛はキスをせがまれたと思い、それに応じる……
が、唇は空を切り、代わりに喉元に舌先で触れられた。
そして、ボタンの外れたワイシャツを縫い、固まったばかりの血を、ぴりりと剥がされた……。
続く