FC2ブログ

目次一覧はこちら

小春十三の短篇_3_6

 もう彼も限界だろう。充分に楽しめた男の身体、赤を提供してくれる彼の肌に感謝の念を込め、彼女は最後のストロークを行う。
 腰を後ろに退き、前にグラインドさせる。単純動作を早く一定のリズムで繰り返す。

「あ、あ、あああ、うお、あ、すごい……まどかの、俺のすごい絡みついてくる」

 膣内で硬くなる一方のそれはビクビクンと脈動し、破裂寸前のいきりを感じさせる。

「ん、やぁ、あたしも、あたしもイクよ、一緒に、一緒にいこう!」
「うん、まどか、いっしょに! あ、ああうおおぁああ……!」
「きゃうん、や、あ、あああ、あ、いく、いっちゃう、いっちゃうよぉおお……」

 二人の全身に癪が駆け抜け、卑猥な和音を教室中に響かせる。
 ゴム越しに熱を感じるも、脳裏を熱く焦がす灼熱感に、まどかは起き上がることも出来ない身体を這わせ、彼の破けた皮膚を頬に感じていた……。

~~

 彼は鞄を持ち上げると、開いたままのカーテンを結び、窓を閉める。
 ショーツを置いた場所が偲の席だったことに気付いたときは少々ばつが悪かったが、それを言うなら今までの行為を反省せよと、彼は口にしなかった。

「ね、一緒に帰ろうよ」
「なんでさ」
「だって、今日はこのままいさせてくれるんでしょ? だった、帰り道も一緒にいようよ」

 にこりと微笑む彼女はやはり可愛らしかった。
 偲とは別のベクトルで。そして、しだいに引き寄せられる自分がいた。

「いいよ。一緒に帰ろうか」
「えへへ、優しいね」

 ルージュを引き終えた彼女は彼の前に立って唇を窄める。
 寛はキスをせがまれたと思い、それに応じる……

 が、唇は空を切り、代わりに喉元に舌先で触れられた。
 そして、ボタンの外れたワイシャツを縫い、固まったばかりの血を、ぴりりと剥がされた……。

続く

Trackback

Trackback URL
http://13koharu.blog73.fc2.com/tb.php/361-78e00c04

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

小春十三

Author:小春十三
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

創作検索ぴあすねっとNAVI
dabundoumei
trt
オンライン小説/ネット小説検索・ランキング-HONなび  
リンク予定


二次元世界の調教師様のサイトです。



無料アクセス解析