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小春十三の短篇_4_4

「はぁむぅ……んちゅ……はむ……んん」

 口腔内に入りこむ亀頭は尿の匂いに隠れ、青臭さがある。そして熱い。
 舌はより体温に近いはずなのに、突き出されて空気に煽られているはずのそれは、やけどするくらいの熱を秘めており、舌で触るとぴくぴくっと暴れだし、その粘液を撒き散らす。

「ん、んぅ……あむれろ……」

 唾液が口の端からこぼれ、シーツにシミを作る。

「そうです、その調子です」

 男は満足そうに目を瞑ると、そのまま彼女の後頭部に手を回し、行為を促すように前後の作業を加速させる。

「ん、んー! あむ、ん、あ、あうん……」

 悲鳴交じりの口淫に、男は頬の筋肉を緩めだし、真面目であったハズの眉をだんだんとトロケさせる。

「いいです、いいですよ、奥さん」

 サオは血管が筋張っており、たまに当たる歯にその力強い弾力が返される。よく見れば男もまだ二十代そこそこ。初夜の夫もこれぐらいの雄雄しさを誇っていたのを思い出し、彼女の奥は触れられることなく潤み始める。
 苦しいはずも、男が喜んでいく様を見ると、能動的なセックスに満足していた自分が、箱入り娘であったと思い知らされる。そして、新たな満足感に感動を覚えていく。

「ん、んぅ、はむちゅ、ぺろ、ぺろり……ふむ、んチュ……」

 男の手がずれた隙を狙って口を離し、それでも尚サオにむしゃぶりつこうと、必死にすがりつく清美。右手で韻嚢を揉むと、男は力なく間抜けな「ふひい」という空気の漏れるような声をだすが、その間もしっかりと亀頭に吸い付き、尿道にある我慢汁を啜るように、じゅずずと音を立てる。

「ん、あ、出る、イク……」

 まだしたりない彼女だが、男の精を口で受けるつもりもなく、顔を離す。しかし、男の手が強い力で逃げ出す顔をつかみ、口に亀頭を無理矢理押し込む。

「んく、んくうう」
「あ、奥さん出る、出るわ!」

 男の甲高い声と同時に、陰茎の青臭さの正体が口腔内に解き放たれる。

 青臭くどろりといやらしい粘着質をほこり、そして苦い汁。

 体内で感じたときは愛を感じられるほど愛おしく熱いものなのだが、口が訴えるのは不快感のみ……?

 ――男の人が、私の口でイッタの?

 荒々しく息を吐く男は診察の椅子に座ると、亀頭の先からまだどろりと精を溢しながら、余韻に浸っている。
 その様子に、彼女は不快感を吹き飛ばすほどの快感を覚える。
 初めての口淫、初めて男を射精に導いた。膣口を使わせた大掛かりなオナニーではなく、彼女の能動的な性技で。

「すみません。我慢が出来ずに出してしまいました」
「いえ、別に……」

 出したといっても、まだそそり立つ勢いがある。清美はまだ満たされていない身体を持て余すも、自分から誘っても具合が悪いと、口元をティッシュで拭うと、股間の辺りに手をはさみ、陰部を隠す素振りを見せる。

「大丈夫ですよ。おーい、田上君。ちょっと手伝ってくれ」

 男は受付のほうに向かって声を上げる。すると、入り口のほうのドアが開き、例のツンツン頭が現れる。

「なんですか? 日野輪さん」
「膣内刺激療法なんだがね、私は誤って射精をしてしまって、すぐには出来そうにないんだ。代わりに君がやってもらおうと思って」

 そんな治療法、いったい一日に何施すことが出来るというのだろうか?

「はぁ、けどいんですか?」
「ああ、私が指導するから平気だ。奥さんもそれでいいですね?」

 清美は田上の白衣の妙に盛り上る部分を見つめ、ゴクリと息を呑む。
 田上はそれを了承と受け取り、白衣を脱ぎ捨て、青いブリーフ一丁になり、横になった彼女に覆いかぶさる。

「あ、ああん……いや」
「安心してください、田上君は上手ですから」

 田上は清美の手を取ると、自らの陰部へと導き、その硬さを見せ付ける。先っぽがジュンと湿っており、今にも破裂しそうなくらいに勃起しているのがわかる。
 当てられた手をにぎにぎと動かし、その感触を確かめる。厚い樹脂の塊のような感触だが、たまにぴこぴこ動き、ドクンドクンと脈打つものを感じさせる。
 ブリーフをずらし、陰茎を暴くと、左にそったモノがそそり立ち、根元は大量の陰毛で生い茂っている。

「はむ、んちゅ……ぷはぁ……ん、くぅ……」

 彼女がその生い茂る淫らな森を見ていると、突然唇に唇が押し付けられる。驚いて目を開くと、田上と目があった。
 獲物を射すくめるような鋭い眼差しに見つめられると、自然に瞼が重くなる。唇の感触と、迫り来る舌の動きが鮮明になる。男に熱烈に求められるというのだろうか、彼女は一瞬の恍惚をその視線から与えられたと錯覚してしまう。

「ん、はぁ、あぁ……んぁ……ちゅぅ……」

 口腔内に押し込まれる舌は乾いており、彼女の蜜に触れると、真綿のように吸収していく。しかし、それでも口が渇くことはなく、むしろ吸われる度に分泌腺が刺激され、痛いほどに唾液が搾られていく。

「ん、あ、やぁ……、ちょっと、んぅ、そんな、まってぇ……」

 嫌がる声に色が混ざり、煽られた田上は乳房を揉み始める。彼は大きな温かい手でぐにゅぐにゅとこねくり回す。大きめのはしたない乳首を手の平に包まれると、彼女の芯がじんと疼きだし、男の愛撫から逃れようとする気持ちと背反するように背筋を反らせブリッチをする。

「奥さん、だいぶ治療に積極的になりましたね」
「日野輪さん、奥さんじゃなくて清美さんですよ」

 むはっと唇を離した田上は、なれなれしくも清美と呼び捨てにしてくる。ただ、ここまで肌の交歓をした彼に言われると、彼女も割りと冷静にそれを受け止めることが出来た。

「田上君、清美さんがモノほしそうに見てるよ、さっさと治療してやりなさい」
「はい……」

 日野輪に促される形を装いながら、田上は清美の秘裂へと唇をつける。

「あ、ああううん……」

 久しぶりのクンニに悲鳴を漏らす。先ほど指によるイタズラをされ、多少なり愛液を漏らしたせいか敏感になっており、強引に求めてくる田上の舌使いが手に取るようにわかる。

続く

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