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小春十三の短篇_4_6

「あ、やあ……私、私……」
「どうしたんです? それじゃあお薬でませんよ?」
「仕方がない、座薬から投入するか……、さあさ、いきますよ、しっかり掴まっていてください!」

 日野輪は胡坐をかき、彼女をその上に座りなおさせる。再挿入に清美は背を丸め、解かれた髪を振り乱す。彼女の膣口がずぷぷりと陰茎の根元まで飲み込むと、白い喉を誇るように見せ、彼女はなまめかしい声を上げる。

「んああああん……」
「ああ、いい具合だ……っはぁ、く、ああ、こんな名器、今まで味わったことが無い。よくも三ヶ月も放って置けるものだ」

 感慨深そうにため息をつくも、それは射精を我慢しているように見える。彼が腰を突き上げる度に、一瞬の間が空き、「くふぅ」と長いため息をつく。その度に亀頭がむくりと大きくなり、降りてきた子宮口を甘く刺激する。

「あ、清美さん、私、もうイキますんで、しっかりと受け取ってくださいね」
「いや、中はやめて!」
「ダメですよ、それじゃあ座薬にならないじゃないですか?」
「子供、出来たら困ります!」
「いいじゃないですか、だんなさんの子供といえば」
「だって、だって」
「ああそうか、セックスレスでしたっけね、大丈夫。今日の奥さんとってもエロイ牝の匂いしますから、少し強引に迫ればすぐにしてくれますよ」

 冷やかすように言う田上をキッと睨むも、甘い振動が疼くせいで、モノほしそうな女の目になる。

「心配しないでも、僕もしっかり楽しませてもらいますよ、清美さん」

 膝を立てていた彼女だが、田上はその肩をぎゅっとねじ伏せ、日野輪の根元までを押し込ませる。

「う、ううぅ……っ!」

 胸の谷間のそこで日野輪のくぐもった声がした。敏感な乳首に執拗に吸い付いていた彼が歯を立てたのをきっかけに、清美も彼の身体をしっかりと抱きしめる。
 そして、彼女の中で男が弾けた。

 熱くどくどくと流れ込む精。久しぶりに子宮で感じる他人に、清美は背徳という腐った甘みを知る。
 男の汗ばんだ首筋に唇をつけ、気を失わないように噛み付く。日野輪は少し眉をしかめるも、陰茎にしつこく絡みつく膣を最後まで味わおうと、射精に弛緩する腰に鞭打ち、突き動かす。

「ん、くぅあはぁああん……!」

 熱い汁を体内に撒き散らされ、清美は訪れる大波にさらわれるがごとく、ただ快感に身をよじる。既に表情は淫蕩に崩れ、穴という穴から唾液、涙、鼻汁、汗、愛液を垂れ流していた。

「あーあ、ぐちゃぐちゃだ……、どうします先生?」
「そうだな、しばらく通院してもらおうか」

 日野輪は陰茎をぬちゅぽと引き抜くと、四肢をだらしなく投げ出したままの清美に向かってそう呟いた。

「は、はい……」

 清美はいまだ体内で熱をほこる牡汁の存在に、ただ力なく頷くだけだった。

~~

「ただいま……」
「お帰りなさい」
「夕飯食べてきたから、風呂はいるわ」
「そう」

 帰宅した夫に対し、清美はつけっぱなしのテレビを見る風でもなく、ただ短く答えた。いつもなら「今日はパートが」とか「会社どうなの」としつこく聞いてくるハズの彼女からは想像ができない。

「どうかしたのか?」
「なにも、ただちょっと具合が悪いだけ。しばらく通院することになったから……」

 それだけ言うと清美は役目を終えたとばかりにカーディガンを脱ぐと、薄いキャミソール姿になり、寝室へと引っ込む。
 夫は去り行く妻の後姿を見送るも、引き締まった尻肉が揺れるのを見てごくりとツバを飲み込む。
 今日あたり抱いてやるか。
 そんなことを考えながら、彼は浴室へと向かった。

不倫治療 完

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