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小春十三の短篇_5_3

「汗よ……汗をかいたんだわ」

 適度以上の運動をした三人の胴着、下着は湿っていても不思議ではない。しかし、この雰囲気のなか、その真実は無視される。

「年いくとさ、ウズキがひどくなるって聞きましたよ?」
「そんなこと……」

 祐の指の間には明らかに粘着質な液体が絡み付いていた。
 はたして無いといいきれるのだろうか?
 本当は彼等の言うとおり、感じているのではないか?

 四年前に感じたアクメ。予定を描くことの出来ない彼だったが、ベッドの中では何度も夢を見させてくれた。
 男の顔が思い出せなくとも、指使いとそれに伴う快感は忘れがたく、たまに思い出して自分を慰める日もあった。

「なあ祐、なめてやれよ」
「え、だってここ、ションベンするとこだぞ?」
「ばーか、クンニって言うんだよ。お前やりたくないなら俺やるぞ……」
「いいよ、俺がやる……うん。俺が……」

 祐は美鈴の太腿を開き、舌先をちょろっと出し、震えながらも濡れそぼった場所を目指す。

「や、やめ……」

 舌先が触れる。

「んく!」
「わっ!」

 身をよじる彼女に驚いた祐は、エビのように尻から飛びのく。

「だっせ、何だそれ?」

 健介の嘲笑にむっとする祐だが、ふんと鼻を鳴らすと、ふたたび彼女の秘密の場所へと赴く。

「さっきは師範代が驚いたからだ。それと、しょっぱいから……だけど、今度は……」

 祐は自分に言い聞かせると、大きく口を開き、かぶりつくように口付ける。

「はあーん……」

 布越しの乱暴な愛撫は稚拙そのもの。ただ唾液を含ませた舌と唇を擦りつけてくるだけで、アクメに達するには程遠い。

 しかし、新鮮だった。強引だった。なにより、久しぶりだった。

 そのせいか、美鈴は逃れることも忘れ、健介にしがみ付くようにして下半身を捩る。

「や、ああん。ダメだってば……祐君……そんなところ舐めちゃ……」
「すげ、すげーぞ祐、師範代感じまくってる」
「んはぁ……じゅは……はぁ、あたりめーだろ、俺が本気出したら女なんて……」

 きっとはじめての女。なのに彼は強がり、美鈴の半身に顔を埋める。

「よ、よし、俺もやるぞ……」

 健介は脇を抑えていた手をはだけた胴着を脱がせながら、胸元に向かわせる。
 中学の頃から発達した胸は高校に入る頃にはスポーツブラでは、たわわな肉がはみ出してしまう。仕方なく、ブラはつけずに代わりに晒しを巻いている。気合を入れるためと、かなりきつく結んでEをCにするが、たまに息苦しさを覚えることがある。

「これ、どうなってるんだ?」

 結び目を見つけることの出来ない健介はひっぱり、余計に苦しくなる。

「わかった、これだ……」

 ようやく結び目が解かれ、息苦しさから開放される。しかし、今度は胸の重みで肩に負担がかかる。
 健介はただ乱暴に揉みしだくばかりで、快楽をくれない。せめてブラの代わりに持ち上げてくれれば負担も軽くなる。
 振り払い、胸を抱けば少しは楽になる。けれど、野良犬が餌を漁るように秘所を弄る祐の舌のせいで、下半身が痺れを訴えだす。

「や、っくう……」

 唇を噛み、目を伏せる。
 強姦。
 師範代の自分が弟子に弱っていたところとはいえ、力づくで押し倒され、淫らな行為に蹂躙される。童貞と思しき二人にいいように弄られる彼女は、悔しさに満ちていた。

「すげー、師範代のオッパイ、デケー……チンコはさめそう……」

 下乳を持ち上げるような格好になると、少しだけ楽になる。このまま支えてくれたらありがたいのだが、背中に当たるモノの様子だと、それも期待できない。

「なあ、もう脱がそうぜ……」
「ああ、充分かな……」

 祐は黒い下着に手をつけると、引きちぎるようにずり下ろす。

「あ、みないで……」

 あばかれるは黒い茂みに覆われた大陰唇。男を受け入れたことのあるそれは、イチジクの実を割ったようでもあり、ご無沙汰であるせいか、色素の沈着もみられない。
 ただ、赤く爛れたような奥からは、蜜のようにとろりとした白っぽい液が零れ落ちる。

「師範代、俺、俺……」

 クンニをしていた祐は口元に縮れた毛をつけながら、胴衣の帯を解く。そして、青いトランクスを脱ぎ捨てると、美鈴に倒れこむ。

「だ、ダメ……ここは、神聖な……道場……むは……んちゅ」

 おそらくファーストキスであろう、祐の唇はしょっぱく、酸っぱい匂いがする。

「はん、んちゅ……師範代……ずっと……ずっと前から……」

 ――好きだった?

 淡い期待を持つ美鈴。この行為が恋や甘えによるものなら、優しさを見せた後に諭せばよい。そう考えた。

「犯したかった……」

 しかし、祐の口からはそれを否定する言葉が飛び出す。

「な……そんな……」

 軽い目眩が起こる。
 指導には常に愛を持って行っていた。多少行き過ぎることもあるが、それは精進させるためであった。しかし、それは微塵も伝わっておらず、彼らがその指導に耐えてきたのは、この凶行に及ぶ日を待つためだったのか?

「師範代、クラスの女子と違っていいにおいするし、エロイし、オッパイでかいし、すげーやりたかった……」

 出てくるのは卑猥な言葉ばかり。むしろ妙齢でスタイルが良い女性なら誰でも良かったとさえ思える動機に、彼女はしばし放心する。

「そんな、それだけで……」

 祐は美鈴の膝の裏に腕を回し、そのままカウパー腺液で濡れた亀頭を彼女の割れ目にあてがう。

続く

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