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05

 部室の掃除は三年の引退のときに部員マネージャー総出で行った。
 チリひとつないというのは無理にしても、今もそれなりに見られる状態を維持していた。
 そんな部室のいったい何を処理しろというのだろうか?

「ふう、暑いな……」

 勝則はいきなりアンダーシャツ、ズボンを脱ぎ捨てる。それを契機に他のOBたちも脱ぎだす。

「ちょ、ちょっとちょっと、何? いきなり、セクハラですよ」
「しかたねーだろ。暑いんだからよ」
「それなら窓を開けるなり、外に行けばいいじゃないですか。こんな密室にいたってサウナ状態ですよ」

 日々の練習で鍛えられた男子が七、八名。がっしりとした体躯は日に焼けており、無駄な贅肉もなく、彫刻のように均整が取れている。
 けれど、そのバランスを崩すのが布地の下で隆々とするもの。つい柚子は恥ずかしさに負け、視線を落としてしまう。

「なに? 照れてんの?」
「うっは、やりまんのくせにな」
「な、やりまんって……。あたし、そんなんじゃありませんから!」

 むきになって言い返すも、顔の前に近づけられた卑猥なテントに言葉を失ってしまう。

「おーっす、交代なー」
「おう、博之の奴、どうだった?」

 ドアが開くも、やってくるのはOBの徹。彼は他の部員たちがトランクス一丁になっているのを見て、ニヤニヤしながら脱ぎだす。

「あいつ、七周したところでばててやんの。これじゃあ二十は無理だろうな」
「あのクソ野郎、サボりやがって……。おいお前らも来い。今からいって性根を叩きなおしてやる」

 わざとらしく激昂する勝則は手近にあった木製のバットを掴み、ドアへと向かう。

「ちょ、まってくださいよ。先輩、こんな日差しの中なんですからもう勘弁してくださいよ」
「あのな、博之はお前の分を走ってるんだぞ? そもそもお前が怠けるからこうなるんだよ。恨むんなら自分の甘えを恨め」

 破綻しかけた理屈を振るう勝則は彼女の制止を聞かず、外へ行く準備をする。

「お願いします。私が、代わりますから、だから……」

 日はまだ西の空。風もなく、肌にまとわりつく湿度は不快そのもの。
 こんな中を走るのは明らかにオーバーワークと思いつつ、柚子は立ち上がり、走る意思を示す。

「いまさらお前が走りますなんて認めると思うか? それにお前はマネージャーだろ? 走ったところでメリットなんてないだろ。よく考えろよ」

 先ほどとは百八十度違う意見に柚子は言葉を失う。
 いったいこの人たちは何が目的なのかと。

「けどなあ、もしお前がアイツの負担を減らしたいっていうんなら、考えてやってもいいぞ」
「だ、だから、あたしが走りますって……」
「いや、走らなくていい。代わりにだ……」

 ゆっくりと近づく勝則。背後に回る徹。他の部員たちも行く手を阻むように彼女を囲い……。

「い、いや、なにする気? やめ……てよ」
「いいじゃねーか、減るもんじゃねーし……」

 かちゃかちゃと金属の外れる音、布のしゅるるという落ちる音。
 むせるような汗とアンモニアの臭いと、卑猥な亀の集団が……。

「い、いや、いやだ……そんなの、しまってくださいよ……」

 肩をつかまれては、逃げることも叶わない。

「柚子ちゃん、いいかい? これは簡単な取引だ。お前が一回イカせたら博之のペナルティは一週ずつ免除してやるよ。そうだな、俺ら全員イカセたら今日の練習はお終いだ」

 何を言われているのかわからないといった様子の柚子は、ただ怯えた様子で首をふるばかり。その態度に業を煮やしたOBの一人が柚子の手をとり、自分のモノに触れさせる。

「おらあ、しごけやこらー!! ほら、ぐっと掴む!」

 黒光りするそれを無理やり掴まらせられ、前後に動かされる。

「きゃぁ、気持ち悪い!」

 右手に伝わる熱い肉棒は、手の中でビクンと跳ねる。柚子にとってはこれが初めてというわけではないが、黒光りするそれを無理やり握らされるという不快感が、彼女を強張らせる。

「さすが一番バッター! おーい柚子ちゃん、こいつのバットはどう? 彼氏のよか太いっしょ?」

 肉茎を扱くこと数回、先端からくちゅくちゅと滑る液が滲み出し、それが彼女の手に垂れる。粘り気としょっぱい匂いのする粘液。かつての恋人が出したモノだが、その手触りと冷たい感じが好きになれなかった。

「あ、あ、やぁ、変な、冷たい、気持ち……悪いよぉ」

 泣きそうになるのを必至に堪える柚子。喚いたところで助けなど望めず、逆に彼らの逆鱗に触れる恐れすらある。

「うおう、すげぇ、柚子ちゃんの手でされっと、うわあ、すげ、きもち……いいわぁ……」

 男の腰が引けてきたとき、柚子の手がぎゅっと握られ、根元まで誘われる。

 そして……、

「うっ、うっ、うぅ! あ、あぁ……」

 亀頭の先っぽ、鈴口からびゅびゅっと白い粘液が吐き出され、柚子のブラウスに降りかかる。

「や、いやぁ! 放してよ! こんなことしないでよ!」

 ねっとりとした精液がブラウス、スカート、そして胸元を汚す。青臭い粘液が鼻につき、払いたくとも右手はつかまれたまま。

「うああ、気持ちいいわぁ、まじ柚子ちゃん、才能あんじゃね?」
「……いや……」

 ようやく開放された右手。
 ぬるぬるするイカ臭い粘液と青臭い白の濁り汁。
 柚子は右手を床にこすりつけ、それを拭おうとする。

続く

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