FC2ブログ

目次一覧はこちら

ポートセルミ編_その十一

「ん、はぅ……ちゅ……あむ……」
「はぁ……そんなにおっぱいばっかり舐めて……あ、やだ、もう、噛むの反則……」
 ベッドに仰向けになるアルマと、覆いかぶさってもぞもぞと蠢くリョカ。
 彼は彼女の乳房を丹念に舐めあげ、突起した乳首を吸っては舌で転がし、嬉しそうなくと、今度は駄々をこねるように甘く噛む。
 アルマはそのいちいちの動作に身体をびくつかせ、彼にされるがままでいた。
 一度達した二人はじゃれるように絡み合い、キスを交わした。それに満足できないリョカは欲望のまま彼女の肢体を舐め上げ、手を取り合い、指先を絡める。
「アルマ……もっと、もっと……」
 何をしたいのかがわからないリョカは、思いつくまま彼女の身体にキスをし、両方のおっぱい、お臍を下で舐める。
「んぅ、くすぐったい……」
 ぶるっと肩を抱く彼女の腕を強引に開き、剃り残しの無い腋に唇を近づける。
「だめ!」
 かろうじて残る羞恥からか、アルマはそれをやめさせようと腋を締める。
「アルマ……君の全てにキスしたいんだ……」
 甘えるような声と頼りなげな瞳、けれど力強い腕に徐々に抵抗が出来なくなり、二の腕にちゅっとされたとき、降参とばかりに腕を投げ出す。
「アルマ……ここも好きにするね……」
 ちゅっと腋の下にキスをして、舌でちろっと舐める。アルマは恥ずかしさと興奮で目の前がぼやけていた。
 その間もリョカは彼女を堪能しようと、今度は太腿を持ち上げ、ちゅっちゅっちゅとキスでにじる。
 脛に鼻を擦りつけ、そのまま足の甲にキス。手入れこそ行き届いている指先をぺろぺろと舐め始めたとき、アルマに再び男を使役するような興奮を覚えた。
「んもう……リョカったらもう私の奴隷決定ね……」
「ふふ、君の奴隷にならなりたいな……」
「そう? 私は厳しいわよ」
「一緒に居られるならそれがいい……」
 リョカはもう片方の足の甲にキスをした後、アルマの差し出したグラスを口にして、タオルで拭う。
「ね、リョカ……、どうしたい?」
「どうってこうしてアルマと一緒にいたい……」
「ふふ、ドウテイ君はこれだから……くすっ」
「だって、本当にわからないんだもの……ふふ」
 軽くキス。アルマは彼のおでこに張り付いた前髪を払い、ベッド枕のほうに身体をずらす。リョカは逃がしたくないとそれを追うが、彼女の手で遮られる。
 まるで遊びを断られた忠犬のようにしょぼくれる彼に、アルマは「慌てないのと」とおでこを突く。
「リョカ、約束できるかしら? これからすること、私がどんなに痛がっても、絶対に途中で止めちゃだめ。リョカの気持ちが晴れるまで、何度でも私を求めるの。約束して?」
「え? どういうこと?」
「うん。ちょっとね。私って意外と痛がりなのよ」
「痛い? 僕のホイミで……」
「ばーか」
「なんで? アルマが痛がるところなんて見たくないよ」
「う~ん、大切な痛みだったりするからさ……。ね? だから、その、とにかくズルなしで、最後までしてほしいのよ」
「よくわからないけど、約束する。アルマにとって大切なことなんでしょ?」
「貴方にとっても大切なことよ……」
 アルマはそう言うと彼を仰向けに倒し、その上に跨る。
 最初の射精から立ち直ったそれは、先ほどから彼女の下肢に淫らな汁をだらだらと塗りたくっていた。汗とは違う不快感に悔し紛れにちょんと亀頭を指で弾くと、リョカは「あう」と呻く。
 もう少しいたぶってもよいのだが、自分の中の気持ちが萎えるのも困ると、彼女は中膝になり、彼のそれを自分の割れ目に押し当てる。
「リョカ、ずっと好きだった……」
 真剣な、どこか寂しそうな瞳でリョカを見つめたあと、彼女はずぶぶと腰を落とす。
「あっ……」
「んぅんんんぅ!!」
 唇とは違う温かさ、きつく締め上げるそれに、リョカは先ほど以上の密着、繋がりを感じた。
「アルマ……。僕は……あぁ……なんかすごい……さっきよりずっと、気持ちいい。ぬるぬるして、暖かくて、それに、僕のこと、すごく、包んでくれるみたいで……」
「う……ん……まだ、まだちょっとだけ待ってね……、すぐに、直ぐ動いてもよくなるから……」
 恍惚の声を上げるリョカに対し、アルマは苦しそうに呻く。その様子にリョカは彼女を見上げるが、アルマは眉間に皺を寄せながら必死に笑顔を繕う。
「ちょっとだから、本当にちょっと……。うふ……こんなに痛いなんて思わなかったから……」
「アルマ!」
 リョカはばっと起き上がり、彼女を支える。
「ダメ……。さっき言ったでしょ? 途中で止めちゃダメって……。私にとって大切なことなんだから……。ね……お願い。もう少し、もう少しだけ待って……そうしたら、きっとリョカのこと、もっともっと気持ちよくしてあげられるの……」
「やだよ、アルマが痛い思いしてまで僕は……。ね、アルマ、大切なことってなにさ? 君を悲しませてまで僕は……」
「悲しんでなんかいませんよーだ。あのね……。こういうのって女の子は誰でも一回は経験するの。それを本当に好きな人と出来るなんて幸せだと思わない? それを悲しいなんて言うの、リョカだって赦さないんだから……」
「でもアルマ……」
「は~い、うるさい口はふさいじゃいまーす! むっ!」
 アルマは前のめりになると、キスをする。彼女は痛みに震えているのか、下唇を噛んだままでのそれで、リョカには戸惑いが訪れる。
「ん。んぅ……ね、リョカ、動いて……」
「でも……」
「お願い、貴方に気持ちよくなってほしいのよ。貴方に満足してほしいの……ね? わかる? 好きな人に幸せになってほしいってわかるでしょ?」
「君はどうして……」
 ――どうしてそんなに僕のことを?
 数日前にオラクルベリーで会ったばかりの二人。最初は気の強い、わがままな人だと思っていた。けれど、彼女の誘惑に中てられて、その指先の美しさに見惚れて、リョカの中で存在感を強めていった。
「それはナイショ……、おばかさんなリョカ君にはおしえませ~ん……」
「アルマ……」
 イジワルっぽく笑う彼女にそっと腰を動かす。
「んっ……」
 ぴくっと肩を震わすアルマ。眉間に皺を寄せ、痛みと必死に戦っているかのように見えるが、声は甘く上ずる。
「アルマ……」
 もう一度、今度は強く、深く……。リョカの怒張は彼女の膣を貫き、ぬぷっとめり込む。
「あぁん!」
 今度はさらに上擦る。リョカの首に腕を回し、必死にしがみつく彼女。跨っていた姿から両足を彼の腰周りにあてがい、「もっとして」とばかりに腰を捩る。
「ん……んっんっんっ!」
 リョカはそれを了解と取り、リズミカルに腰を動かし始める。
 最初は弱く、だんだん強く……。アルマは彼の後頭部をかきむしりながら、ほっぺたにキスを何度もする。彼への気持ちが、痛みを緩和するかのように、何度も……。
「アルマ……アルマ! もっと、もっと……」
 リョカは彼女を抱きかかえ、その胸に顔を埋める。洋ナシを並べたようなおっぱい二つにむしゃぶりつきながら、リョカは唇で柔らかく乳房をはむ。
「あぁん、エッチ! そんなにおっぱいが好きなの!?」
「だってだって、僕は君とであったときからずっとこの胸ばっかり見てたんだもの。しょうがないでしょ?」
「もう、スケベ……。男って本当におっぱいしか見ないのかしら?」
「んーん、お尻だって……。ね?」
 桃のようなぷりっとしたお尻、じっとりと汗ばむそれを、リョカはあまった右手でもにゅもにゅと揉み解す。
「ああん、やだ、触り方がセクハラだってば……」
「君がさ……、オラクルベリーで襲われたとき、助けたの……君と知り合いになりたかったからさ……。こうして、こんな素敵なこと、できるなんて!」
「うふふ、今頃あいつらの娼婦になってたかもね?」
「嫌だ! そんなこと嫌だ! アルマは僕のものだ! 誰にも渡したくない。離したくないんだ!」
「うふ、嬉しいわ……。あぁ……すごい、さっきよりすごいのがきそう。多分、失神しちゃうかも……そしたら、ぎゅっとしてね……」
「うん、アルマ、もう、もうすぐ、また、なっちゃうよ……」
「んっ、私も、もう……だめかも……リョカ、本当に、私、貴方のことずっと好きだったんだから~!!」
「アルマーッ!」
 リョカの腰が強く彼女を波打たせたとき、先ほどよりも熱く、強い迸りがアルマの中に放たれる。
「熱っ!」
 膣内への射精に反射的に膣を締めるアルマ。
「うっ」
 その収縮にリョカは繊細な部分を乱暴に愛撫される。
 二人は抱き合いながら、ビクンビクンと震え合い、しばらくして、ベッドに倒れた。
 にゅぽっと抜けたリョカのソレからはだらりと白濁液が零れシーツを汚し、アルマの割れ目からは血と精液の混じりあったソレが流れ出る。
 初体験を終えた二人は、まるで失神したかのようにそのまま深い眠りへとついた。

続く

彷徨いし者達~目次へ戻る
トップへ戻る

Trackback

Trackback URL
http://13koharu.blog73.fc2.com/tb.php/622-d667c0cb

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

小春十三

Author:小春十三
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

創作検索ぴあすねっとNAVI
dabundoumei
trt
オンライン小説/ネット小説検索・ランキング-HONなび  
リンク予定


二次元世界の調教師様のサイトです。



無料アクセス解析