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……タイッ!?_24

見えないなら

「でね、最近も先輩ったらさ、あたしの胸とかお尻とかさ、大きいとかいって触ってくるの」
「へぇ……そうなんだ、それは困ったねぇ……んくぅ」
「気にしてるのよ? そりゃ大きいほうがカッコいいけど、形が変かもしれないし、なんかやなのよね……」
「いいじゃん、大きいんだし……あぁ」
「ちょっと、さっきから変な声だしてるけど、聞いてるの?」
「ううん、ごめん……あの、ちょっと細かい作業してるから、声が、あぁ、でちゃうんだ。変なクセだよね……あははぁ……」
 笑い声に誤魔化す喘ぎ声。何時里美に気付かれるかとひやひやしながらも、紀夫は下半身へイタズラする紅葉を止めようとしなかった。
 サオを丹念に舐める紅葉はなれた様子であり、彼女に裏筋を舌でツツツとなぞられると紀夫の神経に冷たく甘美な電流が走る。
「ねえ、やっぱり君も大きいのが好きなの? 綾みたいにスタイル良い方が好み?」
「えぇ……、それはやっぱり……、好きだな。女の人って感じするし……あくぅ」
 紅葉は容赦なく責め立ててきており、紀夫はその処理に戸惑っていた。
 理恵との初体験を終えた彼は、最近自己処理で満足できずにいた。
 歪な形状の膣腔の割りに滑らかな腰の前後運動。柔らかい膣襞による締め付けを求め激しく彼女のお尻に打ち付けた、乱雑な行為。流されるままの自分が能動的に、かつ攻撃的に求めたハジメテを越える自慰など無かった。
 今与えられている刺激は、口淫による緩い締め付けとねちっこい舐りあげ。サオを何度も擽られ、さらに雁首とその裏側を唇でハミハミされると緩い快感が湧いてくる。
「そっか……ふぅん、そうかもね。うんうん」
「そうだよ、イイコトだよ……あ、あぁん、ふふぅ」
 壁に両手を着いて見下ろす。半分開いたイタズラっぽい目が合うと、心の中でカチッと火花が放たれる。
「……我慢、我慢……ンペロ」
 筋張った部分をしゅるっと弄られると、淡い快感に誘われてしまいそうになる。しかし、紅葉は唇を離し、名残惜しそうな糸を手繰り切る。
「すっきりしたかも……少しだけね……」
「もう、終り? 終りなの?」
「え? あ、いや、もうちっとあるかも。そうねえ……」
 壁の向こうの里美は上を向きながら悩み事を探し始める。不安が渦巻いていたせいか余計な不満が湧いていたが、溜まっていた鬱憤を吐き出したおかげでそれらが霞んでいた。
 自分に気を遣ってくれるマネージャー。ざんげ室で罪を告白すると、こういう開放感があるのかもしれない。
 ただ、神父が求めていたのは別のもの……。
 例えば熟れたイチジクを縦に割ったような、あの甘じょっぱい果肉。今目の前でお尻を突き出してくれる紅葉に対してだったわけで……。

**――**

 薄い水色のゴムも浅黒い陰茎を包めば見えなくなる。
 それでも触感が違うのを彼は知っている。十回に満たないストロークで感じた女性の中。自分の一番敏感な部分で触れ合ったとき、彼の深層心理に女の素晴しさが刻まれた。
 女を愛したい。ゴムなど使わずに激しく、直接的に求め、そのまま……。
 だが、目の前でお尻を艶かしく振る女子を彼はそこまで好きではない。
「……早く……」
 壁に手を着け、爪先で立つ彼女。卑猥な蜜と酸っぱい匂いを醸す彼女の秘裂に中指をいれると、にゅるっと飲み込まれ、デコボコした膣襞に触れる。
 ジャージの上を剥ぎ、日に焼けた背中をさする。スベスベした肌はあまり汗をかいておらず、吸い付く感じはしなかった。
「んぅ、焦らさないの……」
 この誘惑に耐えられない。彼はその乖離した気持ちを誤魔化すことにした。
「……ん、んぅ……くぅ……っと」
 筋肉の張りのあるお尻を掴み、ちょっぴり開く。すでに充分に濡れそぼっていた秘裂は難なく彼のものを飲み込み、たまにひゅぷっと空気の漏れる音がした。
「でね、あたしは絶対入賞するの。そしたらきっと推薦とかもらえるでしょ?」
「う、うん。いい、いいね、すごいいいや……」
 ゴム越しにねっとりと絡みつく襞に遊ばれ、今にも射精してしまいそうになる。奥歯を噛み締めてナントカ堪えていると、尿道を走る我慢汁がこそばゆい。
「羨ましい? まあそかもね。君みたいな運動音痴君には縁がないもんね」
「ん、んふ……ぅっ!」
 紅葉の口から卑猥な声が漏れる。
「あれ? 今誰かいた?」
「あ、いや、なんでも無い。多分廊下からだよ。なんか誰かケンカしてるみたいだから……」
「そうなんだ。そういえばさ、夏休み中って合宿あるみたいね。しかも男子と一緒だってさ。最悪」
 自分語りに夢中な彼女はそこまで気にしない。紀夫は紅葉の口を手で覆いながら繰り返し突き上げる。
「……マネージャー君の、なんかもの足りないな……」
「俺のじゃ……駄目かな……」
 彼女の口にたいして彼のはサイズが一回り小さいらしく、大きく動かすとジュプッジュプッと音が立ってしまう。
「君が来てくれるの? そうね、雑用はいくらでもあるだろうし、ごはんのしたくとかあたし駄目だから来てくれたほうが助かるかも……」
「ああ、ううん、いいよ、うん、イク、イクよ……」
 紅葉が下腹部を捻ると、こらえ性の無い陰茎はすぐさまそれに煽られる。
 全身に快感が広まり、求める姿勢は卓球の前傾姿勢よりもさらに前のめりになり、そのまま壁に手をつける。
 収縮を繰り返す陰茎に血液が集まり、爆発寸前の緊張状態を維持するのがやっと。ここを堪えればもう少し楽しめるはず。その思いが彼を踏みとどまらせる。
「君がいてくれて良かったな。あ、勘違いしないでよ? その、愚痴を吐ける相手がいて楽ってことだからね」
「う、うん……あ、あぁ……そ、だ……ね……」
 意地っ張りな里美の強がりを聞いた瞬間、紀夫の気が緩んでしまい、そのまま紅葉の背に倒れこんでしまう。
「わっ、きゃぁ……」
「ん? ん? どうしたの? 大丈夫……」
「な、なんでもないよ、ただ、脚が、もつれちゃって……」
「あそ。まあいいわ。それじゃあ行くね。君も仕事が終わったらちゃんと応援してよ? 絶対に入賞するんだから!」
 壁の向こうではきっとガッツポーズをしているであろう里美とは裏腹に、紅葉と紀夫は局部を結合させたまま重なり合い、お互いの体温を感じている。
「うん、がんばってね……」
 それだけ答えるのがやっとの紀夫は、身体に襲い掛かる疲労感に抗いながらも起き上がれずにいた。

続き

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